ここでは偽サイトの特徴を記載していきます。
詳細については追加していきますので、被害にあわないよう参考になれば嬉しいです。
■偽サイトの目的:
偽サイトとは現金や情報を騙し取ることを目的で作られています。
ですのでデザインがいくら本物と同じでも、入金口座や連絡先など全部が本物とは同じではありません。
■偽サイトの特徴:
1)デザインは本物サイトやショッピングモールからコピペしているので見分けがつかない。
2)表示は激安で本物サイトでは売り切れなどのアイテムがあるケースも。
3)会社名を記載していない場合が多い。
(本物サイト名をそのまま記載や自分で作成した会社名の場合もあります)
4)住所は①記載なし ②存在しない住所や番地を省く ③本物サイトの住所のまま
5)メールアドレスはYahoo.co.jp以外のco.jpは殆どない。(yahoo.co.jpは偽サイトによく使われます)
6)切り貼りをしているので本文中で運送会社に矛盾やフォントが異なっている場合が多い。
7)外部へのリンクが殆どない。
8)口座が個人名。
9)カード決済も出来るサイトも多い。
10)ドメインをWhoisで確認するとWebサイトの情報とは異なる。
11)「robots.txt を使用して」Google 検索結果でウェブページを非表示に設定している。
12)ハッキングしたSEO目的のサイトから同じデザインで大きくURLが変更される。
■よくある偽サイトのパターン
*偽サイト、正規サイトともそれぞれのWebサイトの画像で説明しています。
偽サイトのTOP画面: デザインだけでは正規との判別は困難。 | 偽サイトの会社概要: 会社については何も書かれていない。 |
他の偽サイトのタイトル: でも、会社名は記載されていない。 | 他の偽サイトの会社概要: ここも会社名の記載なし。 |
■最近の動向(2016/11/10)
1)電話、FAXを記載して偽サイトも多くなりました。(電話、FAXはデタラメな番号)
2)商品写真は楽天の正式ショップのものを、そのまま使用しているケースが多くなりました。
*画像のアドレスをコピーで見ると「http://image.rakuten.co.jp/~」
3)会社名やメールアドレスがドメイン名に合わせているものが多くなりました。
*サイトアドレスが「321XYZ.NET」だとメールはinfo@321xyz.net 会社名はshop:321XYZなど
4)会社情報でこの順番が多い「店舗運営責任者: / 店舗セキュリティ責任者: / 店舗連絡先: 」
*より判別が難しくなってきています。
正規サイト | 偽サイト |
正規サイトのタイトルは会社名が記載されています。 偽サイトはデザインはパクったのでそっくりですがタイトルに会社名はありません。 |
*これは「偽サイトは会社名の記載をしていないものが多い」ものの例であり、会社名や住所まで本物をパクっている場合もあります。その場合は他の偽サイトの特徴で確認してください。
■よくある偽サイトの寄生のパターン
検索で出てきた偽サイト。 このURLアドレスは ~.com/gen/poter906765.html ハッキングで寄生されたものです。 | ホームなどをクリックすると 偽サイト本体に移動します。 www.poterdiscount.pw/ |
ハッキングされているページの上フォルダを表示すると (~.com/gen/poter906765.html の上 ~.com/gen/) 多数の偽サイトの踏み台ページがあるのが分かります。 |
*これは1例で国内でも企業、教育、団体なども同じようにハッキングで寄生され、偽サイトの踏み台にされているところもあります。発見した場合には「ハッキングされています」と、ご連絡していますのでご対応下さい。
■偽サイト被害を防ぐために
・しっかりと確認する。
・「着払い」にする。
・co.jpからの購入を行う。
・偽サイト情報公開サイトや質問サイトなどで確認する。(メールアドレスで確認)
・上記、偽サイトの特徴があるサイトから購入しない。
*最近偽サイトでよく使われているメールアドレスは「偽サイトのメールアドレス」でご確認ください。
*他のサイトや正規店でも偽サイトについて記載ありますのでご確認ください。
完全にそっくりにの偽サイトも「GooglePlayお支払方法登録画面」ありますのでご注意ください。
(ここはクレジット対応している偽サイトのようです http://q6.pe.hu/xd/)
もし偽サイトにお金を払ってしまい、どうすればいいのか? わからない場合には